エリザベス・グージ著『まぼろしの白馬』2020年06月01日 21:50

16年 5月24日読了。
 無理に分類すればファンタジーだが、動物達が奇妙に賢い事を除けば、魔法に類する神秘的な事はちょっとしか起らない。寧ろ、歌舞伎的な因縁話が面白さの中心である。祖先の罪を末裔が償う。こういうのが原初的な物語構成の元型の一つなのであろう。プライドが高く直情的な血筋という設定が面白い。

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