養老孟司 池田清彦 吉岡忍著『世につまらない本はない』2021年07月26日 22:35

19年 2月16日読了。
 第一部が養老孟司の「本の読み方」、第二部が養老孟司、池田清彦、吉岡忍による鼎談「バカにならないための本選び」という構成。
 「本屋にいって本がたくさん並んでいるのを見ると、精神科の待合室みたいだなと思います。本になって売られているということは、どの本も『当たり前のことを言っていない』わけだから、そう思ってしまいます」(p.62)。
 「結局、日本というのはだんだん状況が厳しくなってくると、ある種、原理主義的な固いものが出てくる。多様性を否定する雰囲気が出てくる」(p.82)。
 「『自分はこう思う』というより、『どう見えるか』のほうが信用できる」(p.120)。

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