稲田和子編『かもとりごんべえ ゆかいな昔話50選』2020年01月24日 18:56

15年10月28日読了。
 「頭にはえた木の話」は落語の「頭山」だが、これとか「うそ話千両 首のすげかえ」「あわてものの早助」など、極端にナンセンスな話がやはり面白い。もしもこうなったらという仮定の話で、拾ってもいない金の分け前を巡って喧嘩をする「金を拾ったら」が割と好きである。知恵がある、力がある、富がある事を鼻にかけた者が、自分より劣っていると侮っている者に遣り込められる話は痛快であると同時に何やら教訓的。

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