乾緑郎著『機巧のイヴ』2019年10月23日 21:58

15年 4月 6日読了。
 江戸時代をモデルにした異世界が舞台の人造人間小説。連作短編の形式を取る。回が進むに連れて話のスケールが大きく成り、天帝と将軍の関係などこの世界独特の仕組みが判ってくる。そういう意味では後半大いに盛り上がるが、俺個人は本物と贋者という主題に興味があり、それがだんだん薄れていくのが残念だった。まあ、個人的な趣味だ。

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