日本SF作家クラブ編『日本SF短篇50 3』2019年05月12日 23:46

14年 4月12日読了。
山田正紀「交差点の恋人」は、「脳生理学的宇宙船」という着想が今も新鮮さを失わない。栗本薫「滅びの風」では、SFでしか描けないと思っていた「滅びの現実感(リアリティ)」というものが何時の間にか足下に忍び寄って来る。仲井紀夫「見果てぬ風」は、空しいのやら充実しているのやら判らぬ奇妙な読後感。

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