鴻上尚史著『具体的で実行可能!なほがらか人生相談』2025年05月08日 23:12

 雑誌の連載をまとめたもの。連載は今も続いている。ほとんどは人間関係に関するものである。テレビの『博士ちゃん』を見ていると、博士ちゃんは自殺しないだろうな、と思う。人間関係が駄目でも他に居場所があるからである。
 「どどさんが「性根が短気でプライドが高く負けず嫌い」なのは、「自分自身に自信がないから」だと僕は思います」(p.24)。
 「「どうしたら私は彼女を手放す事ができるでしょうか」と書かれていますが、毎日、ボーッとして、ヤケになって、苦しんで、他のことで気を紛らわして、それでも思い出して泣いて、叫んで、少しずつ少しずつ、忘れていくことしか、失恋の治療はないのです」(p.52)。
 「じつは自信のない演出家とか経験の浅い演出家ほど、とにかく支持したがります。俳優の意見を聞かないし、自分の弱みを見せないのです」(p.201)。
 「「心配してもしょうがないこと」と「心配する意味があること」を分けるのです」(p.217)。
 「でも、自分に向けるエネルギーが減ると、必然的に相手を観察するエネルギーが増えてきます。俳優はそうやって成長するのです」(p.257)。
 「「演劇を仕事にするという決断を下すことを躊躇してしまう自分がいる」と書かれていますが、躊躇うならやめときなさい、です。/躊躇っている人は、本当に好きな人に勝てません」(p.270)。

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