谷甲州著『航空宇宙軍史・完全版1 カリスト-開戦前夜-/タナトス戦闘団』 ― 2020年09月04日 22:41
16年10月 8日読了。
第一次外惑星動乱までを描く二長編を収録。時代は二十一世紀末だが、現代から隔絶した超技術などは登場せず、基本的な科学技術は全て現在の延長線上にある。その設定で構築される様々な兵器と、それを用いた戦略戦術が醍醐味の一つと成る。
戦争の原因は経済つまり資源やエネルギーの奪い合いと、支配被支配の権力関係という相も変わらぬ物だが、百年やそこらで人間は変わらないという著者の考えであろう。登場人物達の性格や考えも現代人と変わらず感情移入し易い。主要な登場人物であるダンテ隊長率いるタナトス戦闘団などは寧ろ野蛮人である。
大人も子供も男は戦争が好きだ。大いに虚構で楽しむべきであろう。そして、その馬鹿馬鹿しさを知れば良い。悲惨さ云々以前に、奪い合うより与え合う方が豊かに成るに決まっている。
第一次外惑星動乱までを描く二長編を収録。時代は二十一世紀末だが、現代から隔絶した超技術などは登場せず、基本的な科学技術は全て現在の延長線上にある。その設定で構築される様々な兵器と、それを用いた戦略戦術が醍醐味の一つと成る。
戦争の原因は経済つまり資源やエネルギーの奪い合いと、支配被支配の権力関係という相も変わらぬ物だが、百年やそこらで人間は変わらないという著者の考えであろう。登場人物達の性格や考えも現代人と変わらず感情移入し易い。主要な登場人物であるダンテ隊長率いるタナトス戦闘団などは寧ろ野蛮人である。
大人も子供も男は戦争が好きだ。大いに虚構で楽しむべきであろう。そして、その馬鹿馬鹿しさを知れば良い。悲惨さ云々以前に、奪い合うより与え合う方が豊かに成るに決まっている。
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