『ナショナルジオグラフィック日本版2021年12月号』から2022年09月12日 22:29

2022年 1月29日記す。
 「総力特集 驚きの大地セレンゲティ 聖なる森の声を聞く」。
 マサイの人々の最高の精神的指導者である「オロイボニ・キトク」へのインタビュー。
 気候変動について質問した。「長い沈黙があった。「何と言えばいいのだろう?」ようやく口を開くとオロイボニは温かな笑みを浮かべた。「生命はこの地球という家にしばし滞在する客のようなものだ。そろそろ分相応の振る舞いを覚えてもいい頃ではないかね?」」(p.103)。
 マサイ独特の概念である「オルマニャラ」について。「この言葉には、自然を「保護する」というより、むしろ「大切に預かる」というニュアンスがある。自然を受け入れること。自然が見せるあらゆる表情に気づき、そのすべてを受け入れる。オルマニャラとは、自然に対するそんな向き合い方のことなのである」(p.103)。
 インタビュアー(ナイロビに住む作家)の「未来に不安を抱くことはありませんか?」という質問に対して。「「抱かなくてはダメかね」。オロイボニは面白そうにそう言うと、話題を変えた」(p.103)。

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