日本SF作家クラブ編『AIとSF2』 ― 2026年05月20日 22:29
アンソロジー。巻頭序文も巻末解説もなく、どういう趣旨の本かは、題名とカバー裏の解説から知るしかない。いっそ潔い感じがして俺は好きだが。面白かったのは、共通主題はAIなのに、どの作品にも死の影が色濃いことである。はっきりと主題として前面に出ているものもあるし、何とはない気配のようなものもあるが、死の香りのしないものはない。「AIは死なないから」というような単純な話であろうか。
円城塔の「魔の王が見る」も訳が判らなくて面白かったが、塩崎ツトムという人の「ベニィ」という作品がなかなか面白かった。冷戦時代の計算機技術でAIを作成していたという、AIスチームパンクみたいな話である。
AIの視点から描かれた作品がないのがちょっと意外。
円城塔の「魔の王が見る」も訳が判らなくて面白かったが、塩崎ツトムという人の「ベニィ」という作品がなかなか面白かった。冷戦時代の計算機技術でAIを作成していたという、AIスチームパンクみたいな話である。
AIの視点から描かれた作品がないのがちょっと意外。
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