野谷文昭編訳『20世紀ラテンアメリカ短篇選』 ― 2022年04月25日 21:44
20年11月26日読了。
日本でも一時期大ブームを巻き起こした、20世紀ラテンアメリカ文学のアンソロジー。マジックリアリズム、ということが盛んに言われた。このアンソロジーでもやはり、カルロス・フエンテス「チャック・モール」、エレーナ・ガーロ「トラスカラ人の罪」など、幻想的要素のある物が面白い。特に「トラスカラ人の罪」は、主人公が二つの時空間を行き来しながら、そのことの奇妙さに気付いていない、つまり、主人公にとってはそれが不思議な事では全くないという事が描かれていて、面白かった。他には、アナ・リディア・ベガ「物語の情熱」が、複数の物語が同時進行で描かれていて、現代的である。
日本でも一時期大ブームを巻き起こした、20世紀ラテンアメリカ文学のアンソロジー。マジックリアリズム、ということが盛んに言われた。このアンソロジーでもやはり、カルロス・フエンテス「チャック・モール」、エレーナ・ガーロ「トラスカラ人の罪」など、幻想的要素のある物が面白い。特に「トラスカラ人の罪」は、主人公が二つの時空間を行き来しながら、そのことの奇妙さに気付いていない、つまり、主人公にとってはそれが不思議な事では全くないという事が描かれていて、面白かった。他には、アナ・リディア・ベガ「物語の情熱」が、複数の物語が同時進行で描かれていて、現代的である。
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