ヒュー・ロフティング著『ドリトル先生の楽しい家』2022年11月03日 21:56

2022年 9月14日読了。
 短編集。長編同様断片的な挿話の積み重ねで構築性はあまりなく、前後を入れ替えても話が通じるようなものが多い。子供向けの話としては欠点ではあるまい。
 「船乗り犬」と「虫ものがたり」は犬やウジ虫が船に乗って冒険の旅をする話。ロフティングは船の冒険物語が好きらしいが、今の子供も船旅にそういう浪漫を感じるだろうか。
 短い作品だが、スラプスティック調の「犬の救急車」が俺は好きである。また、人間の不合理な迷信のために災難に遭っているツバメを先生が救う「あおむねツバメ」もカタルシスがある。どうも俺は「愚かな人間が動物にやっつけられる」話が好きである。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://castela.asablo.jp/blog/2022/11/03/9538099/tb