養老孟司 玄侑宗久著『脳と魂』2020年07月11日 22:38

16年 7月19日読了。
 対談。
 「椅子とテーブルの生活になったでしょ。ところが、椅子とテーブルの生活でどういうふうに立ち居振る舞いをしたらいいか、私は一度も教わった覚えがないですよ。これはひどいと思うのね。建築屋ってのは専門家なんだろうけど、非常に総合的な学問としての建築がなかったわけですね」(p.16)。
 「僕はそれ、数学を教わった時にしみじみ思いましたよ。公理から教えるでしょ。これはまったく逆なんです。例えばユークリッド幾何学。幾何学が発達してくる過程で、最終的に公理に向かって煮詰まっていくわけですよ。それを教える時は逆に公理から教える」(p.84)。

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