マーサ・ウェルズ著『マーダーボット・ダイアリー システム・クラッシュ』2025年07月10日 22:09

 『ネットワーク・エフェクト』の続編。自称暴走殺人警備ユニットの「弊機」は、異性遺物に汚染された植民惑星の事件に巻き込まれる。弊機と仲間たちは、企業に騙されて奴隷契約を結ばされそうになっているこの星の住民を救おうと奔走するが…。
 例によって、筋立てはそれほどでもないが、登場人物の愛らしさで、最後まで持たせてしまう。特に、弊機と宇宙船AIの「ART」との、憎まれ口を叩き合う屈折したいちゃつきが可愛らしい。この二人(どちらも人じゃないけど)の性格の歪み具合が、物語の魅力の大半を占める。

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