島崎晋著『呪術の世界史 神秘の古代から驚愕の現代』2024年08月25日 22:45

 呪術の歴史というよりは歴史の呪術。つまり、呪術そのものがどう変遷してきたか、ではなく、歴史上の事件に呪術がどうかかわってきたか、が主に解説される。体系的でも網羅的でもないが、歴史上の面白い事件が雑学的に拾われているので、話の種にちょうど良い感じ。その代わりというか、理論的な面はほとんど説明がなく、フレイザーのフの字も小松和彦のコの字も出てこない。現代の事だが、藁人形、五寸釘、金槌、軍手からなる「丑の刻参り」セットが通販で手軽に買えるという話が面白かった。

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