山田雄司編 三重大学国際忍者研究センター著『忍者学研究』2022年09月20日 20:17

2022年 3月19日読了。
 専門的な研究所ではなく、読売新聞伊賀版に連載されたエッセイをまとめた一般向けの解説書。それぞれの項目を多数の著者が書いているためもあり、一つ一つの記事が断片的で全体的な体系性はない。歴史資料を駆使して忍者の実像に迫ろうとするもの、忍術や武器の再現や科学的検証、現代社会での扱われ方など様々な内容。人目に触れぬのが忍者の役割だから、調べるのは大変だろうなと思う。山田風太郎と白戸三平の功罪も興味深い。

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