。小堀鷗一郎・養老孟司著『死を受け入れること 生と死をめぐる対話』2022年08月27日 22:47

2021年11月30日読了。
 外科医を経て訪問診療医となった小堀と養老の、生死をめぐる対談。現代は死をデータ化マニュアル化しようとするが、死は多様であり、それは生の多様さと表裏の関係にある、というような話。
 小堀「外科医の時は患者をどうやって生かそうかと考えていましたが、今は患者をどうやって死なせようかと考えるのが仕事です」(p.24)。
 養老「僕が一番大事だと思うのは、残された人、家族が十分に手を尽くしたと思えるかどうか、だと思うんです」(p.41)。
 「誰も自分の死体を見ることはできません。だから何も心配することはないんです」(p.185)。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://castela.asablo.jp/blog/2022/08/27/9521357/tb