アストリッド・リンドグレーン著『ピッピ 南の島へ』 ― 2021年04月16日 21:05
18年 6月 3日読了。
今回も、ピッピのナンセンスは冴え渡っている。「ペールとポールが、ケーキをわけることになりました。ペールが四分の一もらったら、ポールのほうはどうなります?」(p.71)。これに対するピッピの応え「腹いたよ」。後半の、南の島でサメや泥棒を手玉に取る話は、民話類型的な物だが、痛快である。そして、結末場面の奇妙な静謐さ。
今回も、ピッピのナンセンスは冴え渡っている。「ペールとポールが、ケーキをわけることになりました。ペールが四分の一もらったら、ポールのほうはどうなります?」(p.71)。これに対するピッピの応え「腹いたよ」。後半の、南の島でサメや泥棒を手玉に取る話は、民話類型的な物だが、痛快である。そして、結末場面の奇妙な静謐さ。
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