手塚治虫著『火の鳥1黎明編』『同2未来編』2020年10月11日 22:46

16年11月29日読了。
 文庫版は目が疲れるのでB5版を借りた。昔の漫画は喜劇でなくてもギャグが詰め込んである。おむかえでごんす。人類が滅亡したりするが、この辺の話はまだ結末に救いがある。先に行くに従って、閉塞性と言うか、人間の無力さと言うか、歴史の無意味さや命のちっぽけさが強調されるような気がする。初めからそういう構想だったというより、手塚の人間観世界観の変化ではなかろうか。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://castela.asablo.jp/blog/2020/10/11/9304871/tb