ジョーン・エイキン著『おとなりさんは魔女 アーミテージ一家のお話1』 ― 2020年06月07日 21:29
16年 6月 1日読了。
夫人が「週に一度はふしぎなことに出会いたい」と望んだためにアーミテージ一家には次々と事件が起る。エブリデイ・マジック。寓話なのだが、教訓らしいものは読み取れない。不思議が、日常の中に入り込んでくる瞬間が大仰でなく、さり気ないのが良い。地続きなのである。
「そして村人たちは、みんなとなりの家が出した子ども服が安く買えるのではないかと思ってバザーに群がってきました。去年一年横目でみながら、あんな似合いもしない服を着せて、と軽蔑したり、ばかにしていた服を今度は買おうというのでした」(p.216)。偏見かも知らぬが、英国人らしい感じがする。
夫人が「週に一度はふしぎなことに出会いたい」と望んだためにアーミテージ一家には次々と事件が起る。エブリデイ・マジック。寓話なのだが、教訓らしいものは読み取れない。不思議が、日常の中に入り込んでくる瞬間が大仰でなく、さり気ないのが良い。地続きなのである。
「そして村人たちは、みんなとなりの家が出した子ども服が安く買えるのではないかと思ってバザーに群がってきました。去年一年横目でみながら、あんな似合いもしない服を着せて、と軽蔑したり、ばかにしていた服を今度は買おうというのでした」(p.216)。偏見かも知らぬが、英国人らしい感じがする。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://castela.asablo.jp/blog/2020/06/07/9255222/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。