フランク・ボーム著『オズの魔法使い』2020年05月27日 20:42

16年 5月21日読了。
 皆、最初から必要な物を持っているのである。かかしは賢いし、ブリキのきこりは優しいし、ライオンは勇敢なのである。そしてドロシーは最初から魔法の靴を履いている。オズ大王がサギ師であったように、物語全体がトリッキーな仕掛けで構成されているのだった。
 中央にオズの国があり、東西南北のそれぞれに魔女の治める国が在るという幾何学的構成に成っているが、こういうのはしばしば失敗するのだが、この作品では面白い効果が出ている。無理な対応付けをしていないからかも知れない。
 最後の南の魔女グリンダは結局自分では魔法を使わない。

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