斎藤惇夫著『ガンバとカワウソの冒険』2020年02月12日 22:09

15年12月 2日読了。
 ガンバシリーズの前二作に比べると、冒険小説としての完成度が低いのは、現実の四万十川の地理に合わせて話が進行するためかも知れない。カワウソという滅び行く種族が描かれている訳だが、一つの種が滅ぶという事がまだよく消化されていない感じもする。
 一見お荷物に見えるマンプクの活躍が嬉しい。前半、カモメのキマグレのキャラクターが抜群に良いのだが、終盤ただの善い人(カモメ)に成ってしまうのがちょっと残念。エンコウ(河童)の存在ももうちょっと活かせなかったかなあ。

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