映画『バベル』2019年09月08日 21:32

14年11月21日視聴。
 関連した複数の事件や出来事がオムニバス風にカットバックで展開する。タイトルが象徴するように、コミュニケーションの行き違いが主題と成っている。それぞれに僅かな油断や蟠りが取り返しの付かない事態に発展していく。そこに描かれる焦燥や絶望。日本の聾者の少女の深い孤独が印象に残る。それぞれの出来事の時系列がどう成っているのか最後近くに成るまで判らない。この監督の特徴らしい。日本では酷評する人が多いらしいが、俺は好きである。絶賛もしないけど。

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