加藤幸子著『わたしの動物家族』2019年09月01日 21:53

14年11月 6日読了。
 作者の接して来た動物たちに関するエッセイ。作者の動物に対する視線は、冷静な観察者と言うよりは、触れたり抱いたりしたがるようなべたついた物だが、愛情はしばしば動物たちには伝わらない。心を通わせようとすればするほど離れていったりするし、相互に愛情を感じていても動物の側と人間の側では随分質が違っていたりする。その事を寂しく思いながらも面白がってもいる。そして、自然に対する畏怖。

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